2018年より、今まで活動してきた音楽教師から、合唱指揮者・指導者として活動を始めました。音楽教師として歌い続けて30余年、“心で歌うような独自の表現力”をずっと求めてきました。「歌い合う喜び」や「本物の合唱」をだれよりも探り続けてきた指導。ときに全体で、ときに小グループで、身体を動かし、心を動かす。生徒が歌詞に自分の思いを込め、その意志まで動いていく様子が魔法にかかったように、変化していく歌声。ステップに応じた、次のレベルへ引き上げるための心構え・具体的練習方法・注意点を細やかに解説してみます。30以上の実用的な練習法を段階ごとに紹介します。部活動の指導者からクラス合唱に悩む担任の先生まで、歌うための暖かい人間関係づくりから、音楽的な表現力アップまで幅広くお役立ていただければ幸いです。 練習の方法だけではなく、楽しみながら心が開かれ、自然に笑顔が生まれ、そして全体が笑顔になるような合唱指導の原点を考えてみましょう。

田中安茂のプロフィール

 日本合唱指揮者協会会員   音楽之友社主催委中学校音楽授業研究会会長  21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」 会員

   放送大学非常勤講師 面接授業「合唱の楽しみ」。

 

 1981年千葉大学教育学部音楽科卒業。合唱指揮法を栗山文昭氏、指揮法を高階正光氏に師事、声楽を山本敬氏、宮野モモ子氏に師事。

 市川市立南行徳中学校にて合唱部を創設、1994年NHK全国学校音楽コンクール中学校部門全国大会金賞受賞。全日本合唱コンクール中学校部門全国大会で3年連続金賞をはじめ全国大会に10回出場(うち7回金賞受賞)。2011年市川市立第五中学校に転任、合唱部創設。全日本合唱コンクール全国大会で2013年には銅賞を受賞、2015~2017年には三年連続金賞など短期間で全国レベルに育てあげる。 

 合唱指導者として各種コンクールの指導をする傍ら、音楽教育指導全集や音楽教育書の執筆、指導者向けDVD制作、合唱教材のレコーディングをはじめ全国各地の音楽講習会の講師などで活躍中。

  現在、市川男声合唱団・合唱団ノア・放送大学合唱団・放唱会・混声合唱団こだま・女声合唱団愛の風の常任指揮者。