NHK全国大会

NHK学校音楽コンクール全国大会を聴きにNHKホールへ。昨日の審査でご一緒した藤澤先生が音楽堂での郡山の演奏を凄く誉めていらっしゃたのでNHKホールで小針先生がどのように創ってくるか知りたかった。あそこまで鳴らないホールでは前にも横にも固まった方がよいと考えたらしい。(憶測ではあるが)。そして演奏は声帯のアインザッツの効いた鳴りが光った。金賞の演奏。男声はやはり中学生。もちろん立派なのだが響きがあのホールに対応できる男声までには厳しいものがあるかもしれない。豊島岡も声帯の復元力のある伸びやかな声。金か銀と思ったが結果的に金賞。コンクールを離れてみると楽曲からの方向で合唱を観れる。若い登竜門なのはよくわかるが、結局味わうより勝負を意識した選曲や歌いかたになってしまうのは仕方がないのかもしれない。皆さんご苦労様でした。そしておめでとうございました。