船橋市立宮本中 有志合唱団

昨日は午前中の放唱会の指導に続いて、船橋の宮本中学校有志合唱団を使って、船橋市の先生方と『群青』を指導した。群青は東日本大震災によって失われたふるさとの福島の生徒達と先生によって創られた曲。普通の卒業ソングとはわけがちがう。当時はエレミヤ哀歌を歌えるほどの実力のあった福島の小高中の生徒たちによって気持ちを込めて歌われた特別な曲だ。私も8年前、岩手の中学校で被災した中学生との交換合唱会をしたが、その時、からだが動かすこともできない特殊な物凄い世界に引き込まれたのを思い出した。音楽はその人の生活の中に根差したもの。それを思い起こさせるような素晴らしい合唱だった。『やすしげ先生の合唱メソード』の中には、その当時のことも書かれている🎵