M中学校 & 立正大学合唱団定期演奏会 & ノア

耳を使って、細かい音程感覚を大脳と結びつける練習方法を共に考えた。音程が決まらずにはしょってしまわないための方法を一人一人が身につけることを学んでほしい。特に、中音域のチェンジの時の力の入れ方と耳がキーワード。

     続いて、立正大学グリークラブの定期演奏会を鑑賞にいった。3ステージのダンスも大学生らしく爽やかで素敵だったが、終曲『春』にえらく感動した。人に生き方まで影響を与える合唱だった。素晴らしかった。以前にも聴いたが、ものすごく成長を感じた一曲だった。行ってよかったな。

    ノアの練習はもっとも面白かった。ビクトリアのAve  Mariaは本当に面白い。f  molの移動ドでの音律にピタリとはまる耳と音程と発声が大脳で結び付く。さらに、耳は自分の音と他人の音と二つを即座に判断して音律をはめていく作業をしている。終わった後の団員たちの声は、今日のハモりは凄かったよね✨嬉しいですね🎵

    団員のK君の言葉

今、茂友会ではヨーロッパ音楽の基礎を勉強しています。

それは何かと言うと、日本音楽(日本の合唱)というものは素晴らしいものもたくさんありますが、ヨーロッパの人々はそれを「日本の合唱ね」「日本の合唱だからこうなのね、こうなんでしょ」という風にしか見ません。それはどういうことかというと日本の合唱はアバウトでボリュームということです。


では、そのヨーロッパ音楽とは何かです。

ヨーロッパの人々は音を基本にしていて、それをワンツーマンでレッスンしているのです。

つまり発声は音を揃えるための手段であり要素なのです。

今まで発声を基本として練習を重ねてきましたが、4:6の割合で発声と音を脳に学習させています。音とは音程が全てですが真の音程とは耳が鍵なのです。どんなに音を完璧に覚えても絶対音感でも自分の声を同じパート、そして他のパートと合わせなくてはならないのです。(これをヨーロッパは昔からやってきています…😭)

日本が遅れている訳ではなく、やるべきだったことを忘れていたと言うのが正しいのかな?笑


今年はこの練習法を中心に合唱していきます。

ちなみに先生はこのハーモニー練習を『合唱の偏差値を上げる』と名付けました笑笑


僕はヨーロッパの音を耳で揃える練習を始めて間もないですが、うまくいくと本当に教会にいる感覚になるので『教会空間練習法』と勝手に名付けました笑笑(ちょっと長いですけどね😅)

とにかく、どんな曲でもこの練習法だと今までより曲のやりがいがあるように感じますし新しい発見だらけです!