合唱の哲学

今、一番大事で問われているのが『合唱団の哲学』である。
人間はそもそもコミュニケーションの動物であり、それによって古来より発展してきた。現在のコロナ騒動でストレス、疲弊、を感じるのは、それを強制的に停められているからであり、そのために気持ちの停滞が起こっているのだ。ではそのストレスを解くためにどのように今後の人生に合唱団を加えていくかがとても重要で原点でもあるのだ🎵そもそもコミュニケーション芸術はなんのためにあるのか。考え方や生き方に感動や共感があるから音楽団体は存在する。それを自覚させること🎵キーワードは『いっしょに』『togather』。朝ドラ『エール』でもそうだが、共感できる場をいかに創るかである。人の心を打つものはそう簡単にできるものでなく、前を向いて細かく必死に考え、気持ちに打ち勝ち、ある時たまたま心に沸いてきたものが『術』となる。そして『芸』は草の下に伝えると書く。雑草のごとく取っても取ってもまた根がある限り出てくるのだ。団員の生活に帰りながらも、前を向ける団体でありたい✨

    人間は親密な心を許せる人は150人位らしい。人間は信頼関係と言う言葉を知っているから違う集団でもやっていける。猿とはそこが違う。猿とゴリラと人間の違い。ゴリラは白眼がない。人間は白眼を得たことで距離があっても相手と交信できるようになった。猿はいろいろな集団のなかに属すことはない。一つの集団だけ。人間は異なる集団でお互いにコミュニケーションができる。