ボイトレの重要性

自己の声の特徴や仕組みを理解すればするほど、声を客観的に管理し、調整することの大切さに気づく。プロになればなるほどほんの些細な響かせ方や筋肉、共鳴の違いが日々重なっていくことの恐ろしさを感じるのは納得できることである。声帯自体が1センチ~1.5センチなもので、その回りの筋肉や靭帯、軟骨などの調整は本当に精密機械を扱う細工師のようなものだ。曲の特徴にだって変わるし、その日その日の気分や天候にだって変わっていくのが声なのだ🎵だから、ボイストレーニングを大切にしている合唱団ほど素晴らしいのだと思う✨日々の進歩はわからなくても一年前は明らかに違った声をしていこことにも気づくときがある☺️。声楽を専攻している人は無意識に合唱を軽くみていることがあるようだ。それは、声楽の方があらゆる音域で自分の声を管理しなければならなかったり、人の出せない音域を出せるからこその声楽家としてのプライドであったり、はたまた時には自分の声を届かせなければならない場合があったりする環境におかれているためでろう。合唱団員は団員分の1であり、声楽は1分の1だからである。自ずと意識は高くならざるを得ないのだ。しかし、私が学んできたボイトレ論は団員分の1では決してない。一人一人の声楽(声)に対する意識が合唱団のトーンを変える✨

今日もオンラインでの録音を復習に勤しみたい🎵