声を前にの本当の意味

一昨日は自分のリモート声楽レッスン。声帯の進展や柔軟等の理論ができた段階で最初のhigh  Cに入るわけだが、イタリアなどのレッスンでよく耳にする『声を前にそのまま出せばよい』という言葉だ。この本当の意味は呼気が声帯を震わせ、そのまま長い筒となって鼻腔へ響かせるという簡単な理論。そこで軟口蓋に力が入り上がってしまったり、声帯の真上に筒ができるようなフオームにならなかったりすると、それだけ共鳴が損をしてしまうという意味なのだ。そう考えながら発声を試みる。また、奥の深さに踏み入れる。