暗譜できないなら乗るな

昨日は葛飾区の合唱祭と自分の歌う水の輪の定演リハーサル。こだまの歌ったモンテヴェルディ、そして源田さんの『おもい』は無難に演奏できてはいたものの、今日のショックはその後にあった。この二週間、本番続きで、どうしても水の輪の練習に出れなかったわけだが、その二週間の重さを痛感されたゲネプロであった。団員には『暗譜、暗譜』と言ってはいたものの、葛飾の合唱祭こだまの本番では、ほとんどの人が譜面持ち、わたしもさすがに、『なんだこりゃ?』。そして、その日のうちにはしごの水の輪のゲネプロでは、皆必死に覚え、どうしてもダメな人はパートリーダーに直訴して明譜の許可を取る。取らなければダメだと言う状況まで意識が高い。この差は歴然。自分も大学時代、そして、コーロカロスの時代は暗譜していたのに、いつの間にか譜面がないと心配になっている自分に本当に気づかされた。もちろん、暗譜で譜面が離せないのは、指揮者としての全ての記号や音を見ていないと不安だということから何だろうが、それは間違い。言葉と音程は最低限できていれば何とかなるのだ😅そういう面で、今日の水の輪のゲネプロは大変刺激的だった。これからは、自分の指揮する団体でもそうあるべきだの(できないなら乗るなくらいの想いで)発想でいきたいと本当に強く思った。わたしも、がんばらなくっちゃ☀️