市川市合唱祭 愛の風、市川男声、ノア

土曜日と日曜日は、市川市の合唱祭。2日間かけての開催。土曜日は愛の風と市川男声。次の日はノア。充実した2日間だったが、各団体とも今後に向けてしっかりとしたビジョンができたと思う。最初に愛の風。3団体のなかでは一番のできであったと思う。当日参加できなかった2名の団員は惜しまれるが、しっかりと当日午前中に練習をし本番へ向かう意識の高さはコンクールを経験している団体なら誰しもわかること。本番へのミスもなく当日にまた午前中の段階で伸びた演奏を披露できた。同じ日の市川男声。いつも思うのが合唱祭で演奏をする事への考えの甘さ。今まで男声合唱だからとちやほやされたり、ざるのような演奏でも何とかなってしまってきたからだろうが、意識の甘さが演奏に出てしまった。途中でラレンタンドに着いていけずに事故発生。暗譜をお願いしていたが楽譜を見ている人が多い。それはさておいても、見ていても見ていなくても、本番前にパッと集まって、たかが15分の声出しでいい演奏が出きるはずがない。これをきちんと反省して次のステップへ向かう足掛かりとなったことは確かだが、焦燥感のある本番に私はなってしまったことは確かだ。曲は素晴らしいだけにもっと本番に向けて向き合いたかった。2日目のノア。一番心配していた団体。練習は和気あいあいと楽しんではいるが、団員の減少があり、自分の指導の時間が減らされてきた。曲は彼らが選んだ曲。それはそれでいいのだが、持っていきかたの対応を迫られた。人前で演奏をするというのは裸になるも同然。何とかしなければならないというプレッシャーは半端なかった。まずは音程。そして、女声の少なさ。女声のメンバーも本当に居着かない。他の団に抜けていった団員もいる。何が原因なのかは考えなければならないと思うが、『敷居が高い』という印象を市川市の他の団体に言いふらしているやからがいるのではないかとも思うぐらい。楽しい練習をしているのだが。2月の定期演奏会に向けて考えたいところ。当日は終わるのが遅く、結局水の輪の演奏会に向けての練習に参加できなかった。時間がいくらあっても足りない2日間だった。