TBS東日本大会

2024年始動開始2日目はTBS東日本大会。生徒達は正月休み返上で練習をしたに違いない。まして、3年生が歌っている学校の多さは合唱が自分達の生活の一部になっている証拠でもある。江戸川文化センターは旧式のコンサートホールなのでやはり声作りによるものが大きい。いずれは各地でヨーロピアン型のよい響のホールが数多くできてきているのでこの見方も変わってくると思うが、学校のコンクールではまだまだ先のことかもしれない。したがって、こういった旧式音楽ホールでインパクトのあるアカペラの民謡を何とかこなそうとしている意図の学校が数多く東日本大会では見受けられた。選曲のかたよりとともにコンクールとしての5分間に限定される切なさもある。例えば世界のコンテストでは多くの曲、ジャンルを演奏して最終的に賞が決まるとか、選考の基準も芸術センスが大きい。合唱の奥深さを鑑みる時日本の三大コンクールのこれからのあり方も考えた一日であった。日程も含めて、今回に頑張った子ども達や指導の先生方に敬意を表したい。演奏だけ聴いてすぐに市川男声の新年会へ。こちらは大いに語り合い、酒を酌み交わした夜になった。