調布五中&東村山五中

部活動指導員として行っている調布五中の合唱部と東村山五中の音楽部。昨年は両方とも東京都都大会に進出。同じ中学校の合唱部でも大きな違いがある。それは、調布五中は来年は廃部が決定していて、昨年から1年生は募集はない。今年は残された三年生のみの活動。偉いなと思うのは、それでも合唱部の最後のエンディングをしっかりと残そうとしていること。5月にはルーマニアとの交流会、そしてコンクール、受験期を終えてから最後のスプリングコンサート(エンディングコンサート)を予定している。そういう意味では本当に彼らは尊敬に値する。指導も二年目に入り少しずつ指導者の合唱に対する意識の刷り込みが通じてきた。一方の東村山五中は1年生を迎えようと必死に前に進んでいる。顧問の先生に頼っていたものを自分達で『日本一の努力をする』と決めた。そういった学校は沢山あるだろうが、意識や他の学校の意識の違いに目を向けて来た結果ととらえたい。どの学校も人生の輝きをもって頑張ってもらいたい。それが、生涯音楽を続けようとする原動力になると思うからだ。